こんにちは、瞬報エキスプレスです!
今回は、
「おトイレで大きい方をしたら、便器が真っ赤っかになったので死ぬかと思った件」
です。
生まれて初めて、大腸内視鏡検査を受けてみた
生まれて初めて、大腸内視鏡検査を受けてみた。
なぜなら血便&下血があったから。
血便&下血も生まれて初めて。
おトイレで大きい方をしましたら、便器が真っ赤っかになったので、
「おれもう終わりや」「おとうさんおかあさん先立つ不孝をごなめんさい」ってなった。
ところで血便と下血の違いって何だろう。。
諸説あるようですが、
下血とは、上部消化管からの出血による黒色で粘着性のタール様の大便。
血便とは、肛門に近い下部消化管からの真っ赤な鮮血の排泄。
だそうです。
そんなこと考えたことなかった。。
以下、私が受けた大腸内視鏡検査について詳しく分かりやすく書いていきます。
大腸内視鏡検査とは?
大腸内視鏡検査とは、内視鏡を肛門から挿入し、がんやポリープなどの大腸の病気を発見するための検査です。
しかし大腸の中に便が少しでも残っていると検査に時間を要し正確な診断ができないそうです。
便をきれいに排出するために「前処置」(食事制限、下剤)が必要になってきます。
職場の成人病検診を活用
今回の受診は、職場の成人病検診を活用してみた。
無料で受けられるし、大腸内視鏡検査だけピックアップでき、人間ドックなど様々な検査と一緒に受ける必要がなかったから。
ホテルランチがセットになっていたり、人間ドックをすべて受診したほうがお得な場合もあるので、詳しくはご自身の職場の健保に問い合わせてください。
新型コロナウィルスの影響
新型コロナウィルスの感染対策で、胃内視鏡(胃カメラ)などの内視鏡検査は延期が望ましいらしい。
胃カメラも経口や経鼻、大腸内視鏡も肛門からカメラを挿入するし、
清潔に衛生的にしているとはいえ、感染リスクが高いのだろう。
今回の新型コロナ渦で、日常生活に様々な影響が及ぼされているが、こんなところにも影響があるとは。
だがしかし、血便&下血という症状があるからかすんなり受診できた。
前診察
1週間前にドクターによる説明と検査前診察があった。
しかし、ドクターに血便&下血の症状を説明するのが難しかった。
うまく説明できるように例のブツの画像を撮影しておいて診てもらうのも手かも。
ただ、自分の画像フォルダに危険ブツの画像が入っていると、なにかの機会で友だちや彼女に画像フォルダを覗き見される可能性もあるので、
鍵付きのフォルダにでも入れて大切に保管しましょうw
ストレスが溜まった食事制限
大腸内視鏡の日程が決まると、その日に向けて食事制限があります。
これがなかなか面倒くさかった。
いろいろな病院のwebサイトを拝見しましたが、その病院その病院によって食事制限はバラバラでした。
前日だけの制限の病院もあれば、私のように3日前から食事制限が必要な病院もあります。
今回は肉類もハムもソーセージもOKでしたが、肉類の食事が不可の病院もありました。
ただ、共通していたのは野菜やキノコ、海藻などの繊維質が一切だめということ。
いちおう、受診する病院の指示に従いましょう。
食べていいもの
糖質、脂肪、タンパク質の3大栄養素は、消化酵素で消化できるためほとんど便残渣(カス)が残らないようです。
なので、白米やお餅、うどん、ラーメン、そば、食パン(耳はダメ)、牛肉、豚肉、鶏肉、ウィンナー、ハム、ベーコン、焼き魚、煮魚、刺身、ちくわ、かまぼこ、豆腐などはOKでした~。
肉と白飯が食べられるのはよかった。逆に言うとこれだけ食べられれば幸せw
食べてはいけないもの
検査3日前から食物繊維は食べられません。食物繊維は消化酵素で消化できないため、カスが残るそうです。
大腸内視鏡は11~12mmという太さで、その内部の便の吸引管はもっと細く3mmしかないそうです。
10mm以上の大きさのカスは吸引管で除去できないため、腸内が見えにくくなるなど検査に影響をもたらすようです。
野菜、きのこ、海藻、果物、豆類、牛乳などが禁止でした。
わざわざネギ抜きを注文したり、成分表を読んだり面倒くさかったです。
実際の私の食事
実際に私が摂取した食事は、
3日前
朝 トースト(耳以外)
昼 ちくわと油揚げのうどん
夜 ステーキ丼
2日前
朝 トースト(耳以外)
昼 チャーシューメン(ネギ抜き)
夜 松屋の牛めし(玉ねぎ抜き)、味噌汁(わかめ抜き)
1日前
朝 トースト(耳以外)
昼 から揚げ丼、豆腐の味噌汁
夜 油揚げのにゅうめん(ネギ抜き)
前出の通り、病院によっては前日のみの食事制限だけでよかったり、肉食禁止だったりするので注意が必要です!
あと、前日当日はアルコール厳禁でした。
1日前の夕食でも焼肉やステーキを食べてもいいのでしょうが、なんとなく胃腸にやさしそうなにゅうめんにしました。
にゅうめん。ひらがなだし、なんだかホントにやさしそうなやつ。
前日の食事は7時までと書かれていました。
が、帰宅時間がいつも7時だし、気軽ににゅうめんを食べられる定食屋もなかったので、自宅で7時半ころ食べました…
夕食1時間後、マグコロールPを飲用
8時半頃、マグコロールP50gを500mlの水に溶かして30分以上かけてゆっくり飲みます。
私は冷たい水が苦手なのでぬるま湯で飲みましたが、良かったのか確認していません。
マグコロールは以前より広く服用されている下剤です。
粉タイプのスポーツドリンクの味がします。100均の偽ポカリみたいな味。
夜中に何度もピーピー排便がある人もいるようです。
私は朝までなかったですw
さて検査当日
当日、病院には8時前に着くように言われてました。
ひさしぶりに6時起床です。ねむい。
もちろん朝から検査が終わるまで絶食です。
胃カメラと違って、水分はいくらでも摂っていいのが助かりました。
下剤を服用するので、脱水症状にならないように水分を摂る必要があるみたい。
お茶をいっぱい飲みました。飴もガムもいいみたい。
さて、しかし、この行動が後々あんなことを引き起こすとは!
恐怖のニフレック地獄
病院に到着してもすぐに大腸検査してもらえるわけではありません。
ドクターの簡単な問診があります。
再度、持病についてや日常の服薬について、鎮痛剤を使用する場合はクルマの運転ができないことなど説明を受けます。
別室に案内され、ニフレックという洗腸剤を飲みます。
しかし、これがキツかった!
2リットルの水に溶かして飲むのですが、昨晩のマグコロールPより飲みにくいぃぃぃ!!
苦かったりするわけではないのですが、まずいクセのあるスポーツドリンクみたいで苦行でした(涙)
ふつうの水でも真夏でもないのに2リットル飲むのはキツいのに。
朝、数回の排便排尿のせいか、のどが渇いていたのでけっこうお茶を飲んだのがいけなかったのか。。。
ちなみに私は2リットルの天然水のペットボトルを持参しました。
持参しない場合は水道水だそうです(要確認)。
その2リットルにピコスルファートナトリウム2本を入れて飲みます。
ピコスルファートナトリウムもお通じの薬です。
ほかに、ガスコンやガスモチンといった胃腸の薬も服用します。
これを1時間から2時間くらいかけてゆっくりと飲用します。
ゆっくり飲用というか、まずくて苦しくてゆっくりとしか飲めません。
ほんまにしんどかった!
実際に肛門からカメラを挿入されるときは鎮静剤が効いていたのでウトウトしてほとんど憶えていません。
なので、このニフレック地獄が一番の難関でした。
近所に人は、家で飲んできてもいいようです。
前日、ギャル曽根やもえあずの大食い番組を見たのですが、自称大食いのタレントとセットで大食い挑戦するじゃないですか?
私もニフレックの最後のほうは、自称大食いのタレントのように顔が苦痛に歪んでいましたwww
ニフレックがどうしても飲めない人にはビジクリアという錠剤で代用するようです。
2リットルの水で30~50錠のビジクリアを飲むそうで、どちらにしても苦行かな。。。
30分くらいするとトイレに行きたくなってきます。
ピーピーの水のような便が出てきますが、最初のうちはドロドロした茶色の便です。
それが、茶色い泥便→黄土色の水便→黄色い水便になっていきます。
5、6回くらいトイレに行き、看護師さんに黄色い色を確認してもらい(はづい)、いよいよ検査です。
いよいよ大腸内視鏡検査
飲み終わると、前室に呼ばれお尻に穴が開いた紙パンツに履き替えさせられます。
そのときはお腹がゆるゆるなので、椅子を汚してしまいそうになりますが、ペットの排尿シートみたいなやつが敷いてあるので安心です。
点滴をされながら、内視鏡室に移動し、横向きで横たわります。
血圧計も巻かれ、指に酸素モニターを装着します。
最後に鎮静剤を注射されます。
このへんから記憶がぼんやりしてます。
たぶん20分くらいで終わったと思います。
ドクターの診察やいかに?
鎮静剤を打っていましたが、ふつうに歩けるくらいにすぐ回復しました。
内視鏡の画像をみて、診察してもらった結果が、、
以上なし
でしたw
血便&下血の理由は解明できず、、
おそらく切れ痔かなにかだという。
(切れ痔の跡もなかった)
まとめ
以上が、私の初めての大腸内視鏡検査の報告でした。
結果、なにも異常なしでよかったwww
結論としては、本番の内視鏡検査より、ニフレック2リットルのほうが地獄だった(泣)
以上、瞬報エキスプレスがお送りしました~。
今回もお読みいただきありがとうございました!