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【速報】17歳、玉井陸斗が快挙!男子高飛び込みで日本人初の銀メダル獲得「一言で言ったら奇跡」の天才少年が偉業…パリ五輪

瞬報エキスプレスです!

 

今回は、

【速報】17歳、玉井陸斗が快挙!男子高飛び込みで日本人初の銀メダル獲得「一言で言ったら奇跡」の天才少年が偉業…パリ五輪

というニュースを瞬報します↓

 

男子高飛び込みで、2大会連続出場の17歳、玉井陸斗(JSS宝塚)が507・65点で銀メダル。日本飛び込み界で初めてメダルを獲得する快挙を成し遂げた。

準決勝3位で迎えた大勝負。玉井は、1本目の407C(後ろ踏み切り前宙返り3回半抱え型)で88・00点。本人が「一番大事になる」と重要視していた2本目の207B(後ろ宙返り3回半えび型)は95・40点の高得点をたたきだし、1位に立った。3本目の109C(前宙返り4回半抱え型)は94・35点。前半を終え、277・55点の2位に付けた。

 

 

4本目の6245D(逆立ち後ろ宙返り2回2回半ひねり)が91・80点。しかし、5本目の307C(前逆宙返り3回半抱え型)で39・10点と得点を伸ばせず。合計408・65点と3位で最終6本目を迎えた。最後の5255B(後ろ宙返り2回半2回半ひねりえび型)は99・00点という高得点でメダルを確定させた。

天才少年の才能が、花の都で開花した。小学1年から、JSS宝塚で始めた飛び込み。五輪6大会出場の寺内健さんらを育てた名将・馬淵崇英コーチは、玉井の体のバランスや競技に取り組む姿勢を見て「男子で勝負できる選手が出てきた。この人は、絶対に逃さない」と目を付けた。

小学校高学年からトップチームに引き上げられ、「地獄」と言われるほどの中国・上海合宿にも参加。最長3か月、1日平均8時間という猛練習を課され、本人いわく「必死に付いていくだけ」の中で才能に磨きをかけた。

現在は6個に割れる腹筋と、体幹の強さは生まれ持ったもの。通常は高校生ほどの体格がなければ習得できない技も、玉井は小学生時代にこなしていた。「陸斗は何もかも簡単に淡々と。合宿のつらさ(の感じ方)も、今までの選手と比べたら半分もないくらい」と馬淵コーチは話す。

日本飛び込み界の第一人者・寺内さんをして「僕は凡人。陸斗は天才」と言わしめる。12歳だった中学1年時、史上最年少で日本室内選手権を制覇。以降、馬淵コーチの敷いた五輪のメダル獲得までのロードマップを、順調に歩んできた。

 

 

14歳で初出場した東京五輪は、21年ぶりの入賞となる7位。世界を経験し、メダルへの道筋がはっきりと見えた。22年の世界選手権(ブダペスト)で男子初の銀メダルを獲得すると、今季は4月のW杯スーパーファイナルで531・55点、国際大会での自己ベストをマークして2位。東京から3年、心身共にたくましさを増し、五輪に戻ってきた。

決して、競技環境が整っている訳ではない中で成長を続ける17歳。馬淵コーチが「一言で言えば、奇跡」という飛び込みの申し子が、世界への扉を開いた。

 



◆玉井 陸斗(たまい・りくと)2006年9月11日、兵庫・宝塚市生まれ。17歳。3歳で水泳、小学1年から飛び込みを始める。シニアデビューとなった19年4月の日本室内選手権で史上最年少優勝。21年東京五輪男子高飛び込み7位で21年ぶりの入賞を果たし、22年世界選手権で日本史上最年少、過去最高位の銀メダル獲得。160センチ、55キロ。家族は両親と兄。

 

以上、ニュースサイトより引用